というわけで、今年のリオのカーニバルは2月18日(土)~21日(火)、祭りだワッショイ!!
街は、人とビールと酔っ払いと観光客と泥棒にあふれます。カーニバルのメイン会場だけでなく、街でも大小さまざまな地元民によるカーニバルが練り歩きます。多分その数500以上。
友人に紹介してもらって、メイン会場のカーニバルに出るチームに、参加してきました~。500以上のグループの内、メイン会場である「Sambodoromo」に出場できるのは、上位1軍と2軍のみ。毎年入れ替え戦が行われていて、地元民が熱く情熱をかたむけています。
日頃のうっぷんをそらし、溜まった不満を解消させる為にカーニバルに情熱をかたむけさせているという、うがった見方も。とにかく、山車や衣装の計画、作詞作曲、練習にリハーサルにと、大量の作業とお金が必要なのは間違いありません。
私達が選んだのは、Imperatriz Leopoldinenseというガレオン空港のそばにあるRamosという町(ファベーラ)出身のチーム。今年のテーマは「Jorge Amado」というブラジル北部出身の作家。彼の生涯や作品に合わせて、山車や衣装やストーリーが決められます。
イメージとしては、テーマは「川畑康成」だとすると、出身地の大阪や、伊豆の踊子、雪国、とかの山車や衣装がある様な。。。。。(多分)。
衣装名はVendedor de Peixe(魚売り)。。。↓モデル着用図。

値段は約500US$。こういった衣装収入が、彼らが豪華な山車を作る貴重な資金源になります。身長や足のサイズをネットで連絡して、カスタムメイド。
前日に取りに行って、衣装の大きさにびっくり!魚網あり、羽あり、本格的です。

大渋滞の中会場について、うきうき待っている間に、チームの開始を告げる、花火が打ちあがり、「ぐぉら、走れ~~!!!!」という命令の中、ダッシュすると、そこはライトに照らされたカーニバルの舞台。

後から知ったところ、このチームは山車に問題あり、当日予定通りにいくつかの山車が出発できず。私達が当初後ろに並んでいた山車も恐らく動かず、それを追い越すためにダッシュしたものと思われます。
緊張とテンションマックスの中で、元気に踊り始めたものの、10分も経つと、衣装の暑さと重さと、酸欠(階段状の会場なので一番下は酸素が足りない?)とで、クラクラ。金魚が口開けて泳ぐ気持ちがよく分かりました。
この魚売り集団の中に、なまおが!

その日の新聞は「ImperatrizはJorge Amadoに守られていると言っていたが、そうはならなかった」と嫌みたっぷり。結局、3台か4台かの山車が予定通りに進まずだったそう。各チームの採点は、カーニバルの先頭隊の仕上がり・衣装・山車の仕上がり・自作のテーマ曲・打楽器隊など等で採点されます。一方で、持ち時間の1時間20分より1分遅れると0.1点とか厳密な減点項目も。山車が散々だったので2軍落ちかと心配しましたが、13グループ中10位と、辛くも2軍落ちは免れたのでした。
山車担当Directorとかクビ飛ぶんだろうなぁ。。。。。
参加するのは楽しいものの、周りは自分達の羽しか見えず。。。カーニバルを普通に観戦するのも楽しいものでした。
前年度優勝チームのBeija Florの様子。おそらく優勝チームには強力パトロンがつくと思われ、山車が豪華でした。↓これはブラジルに連れてこられた奴隷船をイメージした「海の苦しみの嘆き」。

↓こちらも奴隷船。あの~おっぱいでてはりますえ。。。

基本的にはファベーラ発端のカーニバルなので、奴隷だとか貧しいブラジル北部の様子を山車のモチーフにしたものが多いです。
リオのカーニバルといえば、おしりぷりぷりの姉さん方ですが、一番栄えあるポジションは、中盤に位置する、打楽器隊の前で一人あおるお姉さん「Rainha de Bateria(打楽器隊の女王)」です。中には芸能人並みの容姿やメディア露出の人も。羽をつけて打楽器に合わせて舞い踊るのは、本当にうっとりする様なくじゃくの様。
↓ImperatrizのRainha

↓Grande RioのRainha

最後に、カーニバル観戦のチケット写真と、
女性トイレで配られていた「便座に座らずたっしょん出来るキット」。
え!!?
